賃貸を退去する際の連絡はいつまで?その後の流れと合わせて解説
この記事では、神戸エリアの賃貸紹介を行う「ココヤル不動産」の担当者がプロの視点から、賃貸物件の退去連絡のタイミングと手続きの流れについて詳しく解説します。
初めて退去手続きを行う方でも安心して進められるよう、わかりやすくご説明いたします。
賃貸退去の連絡はいつまでに行うべき?
基本的な連絡期限
賃貸物件を退去する際の連絡期限は、一般的に退去予定日の1ヶ月前までとされています。これは民法第617条に基づいており、多くの賃貸契約書でも同様の規定が設けられています。
退去連絡が遅れた場合、追加の家賃を支払う必要がある場合があります。例えば、3月31日に退去したいのに3月15日に連絡した場合、4月分の家賃も支払うことになる可能性があります。
契約書別の連絡期限一覧
| 契約の種類 | 連絡期限 | 備考 |
|---|---|---|
| 一般的な普通借家契約 | 1ヶ月前 | 最も一般的な期限 |
| 定期借家契約 | 1ヶ月前〜3ヶ月前 | 契約書により異なる |
| 企業契約・社宅 | 2〜3ヶ月前 | 企業規定による |
| マンスリーマンション | 7〜14日前 | 短期契約のため短め |
退去連絡の正しい方法
連絡すべき相手
退去の連絡をする相手は、契約形態によって異なります。必ず契約書を確認してから連絡を行いましょう。
- 管理会社がある場合:管理会社に連絡
- 大家さんと直接契約の場合:大家さんに直接連絡
- 仲介業者経由の場合:契約書に記載された連絡先へ
連絡方法と必要な情報
退去連絡は書面での提出が原則です。電話での連絡だけでは正式な手続きとして認められない場合があります。
- 契約者氏名
- 物件の住所・部屋番号
- 退去予定日
- 連絡先電話番号
- 退去理由(任意の場合が多い)
- 鍵の返却方法
退去手続きの流れと必要な準備
退去手続きのスケジュール
円滑な退去のために、以下のスケジュールを参考に準備を進めましょう。
| 時期 | やるべきこと | 詳細 |
|---|---|---|
| 退去2ヶ月前 | 新居探し・契約書確認 | 連絡期限と退去時の条件を確認 |
| 退去1ヶ月前 | 退去連絡・引越し業者手配 | 書面での正式な退去通知提出 |
| 退去2週間前 | 住所変更手続き開始 | 役所、銀行、保険会社等への連絡 |
| 退去1週間前 | 公共料金解約・清掃準備 | 電気・ガス・水道・インターネット解約 |
| 退去当日 | 立会い検査・鍵返却 | 室内状況確認と敷金精算 |
退去時の清掃について
退去時の清掃は、原状回復の範囲を理解することが重要です。借主が負担すべき範囲と大家さんが負担する範囲があります。
借主が清掃すべき箇所
- 日常的な掃除で対応できる汚れ
- キッチンの油汚れ
- お風呂・トイレのカビや水垢
- ペットによる汚れや傷(ペット可物件でも)
- タバコのヤニ汚れ
退去時にかかる費用について
敷金の精算について
敷金は、原状回復費用を差し引いた残額が返還されます。国土交通省のガイドラインでは、通常の使用による劣化は借主の負担にならないとされています。
敷金10万円の場合:
クリーニング代:3万円
壁紙補修(借主負担分):2万円
返還額:5万円
退去時の主な費用項目
| 項目 | 費用相場 | 借主負担の有無 |
|---|---|---|
| ハウスクリーニング | 1K:2-3万円 2LDK:4-6万円 |
契約により異なる |
| 壁紙張替え(全面) | 1㎡あたり1,000-1,500円 | 借主過失がある場合のみ |
| フローリング補修 | 1㎡あたり8,000-15,000円 | 借主過失がある場合のみ |
| 鍵交換費用 | 15,000-25,000円 | 一般的に借主負担 |
退去時のトラブルを避けるためのポイント
入居時の記録を残しておく
入居時の部屋の状態を写真で記録しておくことが非常に重要です。退去時の現状回復費用の負担範囲を明確にできます。
- 入居時に室内全体を撮影
- 既存の傷や汚れを詳細に記録
- 管理会社と共有する
- 記録した写真は退去まで保管
退去立会い時の注意点
- 損傷箇所の原因を正確に伝える
- 経年劣化と借主責任の区別を確認
- 見積もり内容を詳しく説明してもらう
- 納得できない項目は後日検討を申し出る
- 立会い結果を書面で受け取る
よくある質問とその回答
Q&A形式でわかりやすく解説
Q: 連絡期限を過ぎてしまった場合はどうなりますか?
A: 追加で1ヶ月分の家賃を支払う必要があることが一般的です。ただし、管理会社や大家さんによっては柔軟に対応してくれる場合もあるため、まずは早急に連絡を取ることが重要です。
Q: 敷金がない場合の退去費用はどうなりますか?
A: 敷金がない場合、原状回復費用は退去後に請求されます。費用の目安を事前に確認し、予算を準備しておくことをお勧めします。
Q: ペット可物件でもペットによる損傷は借主負担ですか?
A: はい、ペット可物件でもペットによる損傷は借主の負担となります。ペット保険に加入している場合は、保険が適用される可能性があります。
まとめ
賃貸物件の退去手続きは、適切なタイミングでの連絡と準備が成功の鍵となります。
- 退去連絡は1ヶ月前までに書面で行う
- 契約書の内容を事前に確認する
- 入居時の状態を記録しておく
- 清掃は借主責任の範囲を理解して行う
- 立会い検査では納得いくまで確認する
神戸エリアで賃貸物件をお探しの際は、ココヤル不動産にお気軽にご相談ください。退去から新居探しまで、プロの視点でサポートいたします。適切な手続きを行うことで、スムーズな退去と新生活のスタートを実現しましょう。

