賃貸にガスコンロを自分で設置、または交換する際の注意点
この記事では、神戸エリアの賃貸紹介を行う「OGAココヤル不動産」の担当者がプロの視点から、賃貸物件でのガスコンロ設置・交換について詳しく解説します。
賃貸でガスコンロの設置や交換を検討している方は、トラブルを避けるためにも必ず確認しておきましょう。
賃貸でガスコンロ設置・交換前に必ず確認すべきこと
賃貸物件でガスコンロの設置や交換を行う前に、まず確認しておくべき重要なポイントがあります。無許可で工事を行うと、契約違反となる可能性があるため注意が必要です。
管理会社・大家への許可確認は絶対必須
賃貸物件では、必ず管理会社や大家からの許可を得てからガスコンロの設置・交換を行いましょう。無断での工事は契約違反となり、退去時にトラブルの原因となります。
特に以下のケースでは、必ず事前許可が必要です:
- ビルトインコンロから別のビルトインコンロへの交換
- テーブルコンロからビルトインコンロへの変更
- ガス栓の位置変更や配管工事を伴う場合
- IHからガスコンロへの変更(または逆)
設備か残置物かの確認
ガスコンロが「設備」なのか「残置物」なのかによって、交換費用の負担者が変わります。
| 種類 | 特徴 | 交換費用負担 |
|---|---|---|
| 設備 | 大家が設置したもの | 原則大家負担 |
| 残置物 | 前の入居者が置いていったもの | 入居者負担 |
ガスコンロの種類と設置方法の違い
ガスコンロには大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれ設置方法や注意点が異なります。
テーブルコンロ(据え置き型)
テーブルコンロは、ガス台の上に置くタイプのガスコンロです。比較的簡単に自分で設置・交換が可能ですが、安全のために正しい手順を守ることが重要です。
テーブルコンロ設置時の注意点
- 必ずガスの元栓を閉めてから作業する
- ガス栓とコンロの接続部分を確実に接続する
- 設置後はガス漏れチェックを必ず行う
- 強火のバーナーは壁から適切な距離を保つ
- 換気扇の位置を確認し、適切な換気を確保する
ビルトインコンロ(組み込み型)
ビルトインコンロは、キッチンのワークトップに組み込まれているタイプです。交換には専門的な技術と資格が必要なため、必ず専門業者に依頼しましょう。
ビルトインコンロの設置・交換には、ガス機器設置に関する専門資格が必要です。無資格者による作業は法律で禁止されており、安全上も大変危険です。
ガスの種類と対応機器の確認方法
ガスコンロを選ぶ際に最も重要なのが、使用するガスの種類に対応した機器を選ぶことです。間違った機器を使用すると、事故の原因となります。
都市ガスとプロパンガスの違い
| ガスの種類 | 特徴 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 都市ガス | 地下のガス管から供給 主に12A・13Aが使用される |
ガス栓付近の表示を確認 ガス会社への問い合わせ |
| プロパンガス(LPG) | ボンベから供給 都市ガスより火力が強い |
屋外のガスボンベの有無 ガス栓の表示確認 |
都市ガス用とプロパンガス用のコンロは互換性がありません。間違って使用すると、不完全燃焼による一酸化炭素中毒や爆発の危険があります。
ガス栓の形状確認
ガス栓の形状によって、使用できるガスコンロが限定される場合があります。
- ホースエンド型:一般的な形状で、多くのテーブルコンロに対応
- コンセント型:差し込み式で、対応機器が限定される
- 迅速継手型:業務用に多く見られる形状
安全な設置作業の手順
テーブルコンロを自分で設置する場合の、安全な作業手順をご紹介します。
事前準備
- 設置場所の寸法測定
- ガス栓の形状・位置確認
- 必要な工具・部材の準備
- 取扱説明書の熟読
- 緊急時の連絡先確認
設置作業手順
- 必ずガスの元栓を閉める
- 古いコンロがある場合は、安全に取り外す
- 設置面の清掃と平坦性の確認
- 新しいコンロを適切な位置に設置
- ガス接続ホースの確実な接続
- 元栓を開け、ガス漏れチェック実施
- 点火テストと各機能の動作確認
ガス漏れチェックの方法
石鹸水をガス接続部分に塗り、泡が出ないことを確認します。泡が出る場合は直ちに元栓を閉め、ガス会社に連絡してください。
専門業者に依頼すべきケース
以下の場合は、安全のため必ず専門業者に依頼しましょう。
必須で業者依頼が必要な工事
- ビルトインコンロの設置・交換
- ガス配管の新設・変更工事
- ガス栓の位置変更
- 排気設備の設置・変更
- 電気工事を伴う場合
必要な資格と業者選びのポイント
ガス工事を行う業者は、以下の資格を持っている必要があります:
| ガスの種類 | 必要資格 |
|---|---|
| 都市ガス | 簡易内管施工士 ガス可とう管接続工事監督者 ガス機器設置スペシャリスト(GSS) |
| プロパンガス | 液化石油ガス設備士(国家資格) |
設置後のメンテナンスと安全管理
ガスコンロを安全に使用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日常の安全チェック項目
- 炎の色が青色であることの確認(黄色い炎は不完全燃焼の兆候)
- 異常な音やにおいがしないかの確認
- ガス栓・接続部分の目視点検
- コンロ周辺の清掃と整理整頓
- 換気扇の正常動作確認
定期的な専門点検
ガス機器は、法律により定期的な安全点検が義務付けられています。都市ガスは4年に1回、プロパンガスは4年に1回の点検を受けましょう。
トラブル時の対処法と緊急時の対応
ガスコンロ使用中にトラブルが発生した場合の、適切な対処法をご紹介します。
よくあるトラブルと対処法
| トラブル | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 点火しない | ガス栓が閉まっている 電池切れ バーナーキャップのズレ |
ガス栓確認 電池交換 バーナーキャップの正しい設置 |
| 炎が黄色い | 空気不足 バーナーの目詰まり |
換気確認 バーナーの清掃 |
| 異常な音 | 機器の不具合 設置不良 |
使用停止し専門業者に連絡 |
緊急時の対応手順
- ガス臭がする場合は、直ちに火気を避け、窓を開けて換気
- ガスの元栓を閉める
- 電気のスイッチには触らない
- 速やかにガス会社の緊急連絡先に連絡
- 近隣住民への注意喚起も考慮
コスト面での注意点と費用相場
ガスコンロの設置・交換にかかる費用について、事前に把握しておきましょう。
テーブルコンロの費用相場
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| テーブルコンロ本体 | 1万円〜15万円 |
| 設置工事費(業者依頼時) | 5,000円〜15,000円 |
| ガスホース・部材 | 1,000円〜5,000円 |
ビルトインコンロの費用相場
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| ビルトインコンロ本体 | 3万円〜30万円 |
| 設置工事費 | 15,000円〜50,000円 |
| 既存機器撤去費 | 5,000円〜15,000円 |
まとめ:安全第一で適切な手順を守ろう
賃貸物件でのガスコンロ設置・交換は、管理会社や大家への事前許可と安全な作業手順の遵守が最も重要です。
- 管理会社・大家への事前許可は必須
- ガスの種類と対応機器の正確な確認
- ビルトインコンロは必ず専門業者に依頼
- 設置後のガス漏れチェックを徹底
- 定期的な安全点検の実施
神戸エリアで賃貸物件をお探しの際は、ガスコンロの設置状況や交換可能性についても、事前にOGAココヤル不動産までお気軽にご相談ください。安全で快適な住環境づくりをサポートいたします。

