賃貸の名義変更に費用はかかる?相場はいくら?
賃貸物件に住んでいると、結婚や離婚、同居人の変更など、さまざまな理由で名義変更が必要になることがあります。でも、「名義変更って費用がかかるの?」「どのくらいお金が必要なの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、神戸エリアの賃貸紹介を行う「OGAココヤル不動産」の担当者がプロの視点から、賃貸の名義変更にかかる費用や手続き方法について、わかりやすく解説していきます。
賃貸の名義変更とは?
賃貸の名義変更とは、賃貸借契約書に記載されている契約者の名前を変更する手続きのことです。名義変更には大きく分けて2つのパターンがあります。
名義変更が必要になる2つのパターン
| パターン | 内容 | 手続き方法 |
|---|---|---|
| 氏名の変更 | 結婚や離婚などで苗字が変わった場合 | 簡単な名義変更手続きのみ |
| 契約者本人の変更 | 同居人やルームシェア相手に契約者を変える場合 | 再契約または新規契約が必要 |
契約者本人が変わらずに氏名だけが変わる場合は、比較的簡単な手続きで済みます。しかし、契約者本人が変わる場合は、新しい入居審査が必要になることが多いです。
賃貸の名義変更にかかる費用の相場
多くの方が気になるのは、やはり名義変更にかかる費用ですよね。実は、名義変更の種類によって費用は大きく変わってきます。
氏名変更の場合の費用
結婚や離婚などで苗字が変わっただけの場合は、契約者本人は変わらないため、費用はほとんどかかりません。
- 事務手数料:1万円程度(または無料の場合もあり)
- 書類作成費:0円~5,000円程度
契約者本人が変わる場合の費用
同居人やルームシェア相手に契約者を変更する場合は、より多くの費用が発生します。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 事務手数料 | 1万円~3万円 |
| 名義変更手数料 | 家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分 |
| 新規契約の場合(敷金・礼金等含む) | 家賃の1ヶ月~5ヶ月分 |
例えば、家賃が8万円の物件で名義変更を行う場合、事務手数料だけなら1万円~3万円程度、完全な新規契約になると8万円~40万円程度が必要になることもあります。
費用は管理会社や大家さんによって大きく異なります。手続きを始める前に、必ず管理会社に確認しましょう。(出典:SUUMO、2024年9月26日更新情報より)
名義変更に必要な書類
名義変更の手続きには、いくつかの書類を準備する必要があります。事前に準備しておくと、スムーズに手続きを進められます。
氏名変更の場合に必要な書類
- 顔写真付き本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 印鑑(実印が必要な場合もあります)
- 氏名変更を証明する書類(戸籍謄本など)
契約者本人が変わる場合に必要な書類
- 顔写真付き本人確認書類
- 収入を証明する書類(源泉徴収票、確定申告書、給与明細など)
- 在職証明書
- 住民票
- 印鑑
- 連帯保証人承諾書(連帯保証人を立てる場合)
必要書類は物件や管理会社によって異なります。手続き前に必ず確認して、不足がないように準備しましょう。
名義変更の手続きの流れ
名義変更の手続きは、以下のような流れで進みます。初めての方でも安心して進められるよう、ステップごとに説明します。
- 管理会社または大家さんに連絡
まずは名義変更が必要になったことを伝え、手続き方法を確認します。 - 必要書類の準備
管理会社から指示された書類を揃えます。 - 審査(契約者本人が変わる場合)
新しい契約者の収入や信用情報などを審査します。 - 契約書の作成・署名
審査が通ったら、新しい契約書を作成して署名します。 - 費用の支払い
手数料や新規契約費用を支払います。 - 手続き完了
新しい契約書が交付されて、手続きが完了します。
手続きにかかる期間は、氏名変更だけなら数日~1週間程度、契約者本人が変わる場合は2週間~1ヶ月程度が目安です。
名義変更の審査について
契約者本人が変わる場合、新しい契約者に対して入居審査が行われます。審査では主に以下の点がチェックされます。
審査でチェックされる項目
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 収入 | 家賃の2.5倍~3倍以上の月収があるか |
| 勤務先 | 安定した収入が得られる職場か |
| 信用情報 | 過去に家賃滞納などのトラブルがないか |
| 保証人 | 連帯保証人を立てられるか |
審査に通らない場合の対処法
もし審査に通らなかった場合でも、以下の方法で対処できる可能性があります。
- 連帯保証人を追加する
- 保証会社を利用する
- 収入証明を追加で提出する
- 預貯金残高を証明する
審査に不安がある場合は、事前に管理会社に相談することをおすすめします。合法的な解決策が見つかることもあります。(出典:日本アリバイ協会、2023年11月22日情報より)
名義変更をしないとどうなる?
「手続きが面倒だから」「費用がかかるから」という理由で、名義変更をせずにそのままにしておくと、重大なトラブルに発展する可能性があります。
名義変更をしない場合のリスク
- 契約違反になる
賃貸借契約書の規定に違反することになります。 - 強制退去の可能性
最悪の場合、契約解除で退去を求められることがあります。 - 損害賠償請求
無断で名義を貸していた場合、損害賠償を請求される可能性があります。 - 詐欺罪に問われる可能性
名義貸しは詐欺罪(刑法第246条第1項)に該当する場合があります。
名義変更が必要になったら、できるだけ早く管理会社に相談することが大切です。(出典:ホームズ、2023年10月30日更新情報より)
よくある質問
Q1. 結婚して苗字が変わりました。すぐに手続きが必要ですか?
A. はい、できるだけ早めに手続きをしましょう。契約書の名前と実際の入居者の名前が違うと、トラブルの原因になることがあります。ただし、氏名変更だけであれば、費用はほとんどかからないか、1万円程度で済むことが多いです。
Q2. 同居人に契約者を変更したいのですが、可能ですか?
A. 可能ですが、新しい契約者に対して入居審査が行われます。審査に通過すれば名義変更できますが、通らない場合は変更できません。また、家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分程度の手数料がかかることが一般的です。
Q3. 名義変更の手続きにはどのくらい時間がかかりますか?
A. 氏名変更だけなら数日~1週間程度、契約者本人が変わる場合は審査期間を含めて2週間~1ヶ月程度が目安です。急ぎの場合は、管理会社に相談してみましょう。
まとめ
賃貸の名義変更にかかる費用は、氏名変更だけなら1万円程度、契約者本人が変わる場合は家賃の0.5ヶ月~数ヶ月分が相場です。費用は管理会社や大家さんによって異なるため、手続き前に必ず確認することが大切です。
名義変更が必要になったら、以下のポイントを押さえて手続きを進めましょう。
- できるだけ早く管理会社に連絡する
- 必要書類を事前に確認して準備する
- 費用の相場を把握しておく
- 審査が必要な場合は、収入証明や保証人の準備をしておく
名義変更をせずに放置すると、契約違反や強制退去などの重大なトラブルにつながる可能性があります。面倒に感じるかもしれませんが、適切な手続きを行うことで、安心して賃貸物件に住み続けることができるでしょう。

