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原状回復の際に損をしない賃貸のポスターの貼り方のコツ

原状回復の際に損をしない賃貸のポスターの貼り方のコツ
kokoyaru2025

この記事では、神戸エリアの賃貸紹介を行う「OGAココヤル不動産」の担当者がプロの視点から、賃貸物件でポスターを貼る際の正しい方法と原状回復で損をしないためのコツを詳しく解説します。

退去時のトラブルを防ぎ、安心してお部屋を飾る方法をご紹介しますのでぜひ最後まで読んでみてください。

賃貸でポスターを貼るときの基本知識

賃貸物件でポスターを飾りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。お気に入りのアーティストやアニメのポスター、おしゃれなインテリアポスターなど、壁に飾ることでお部屋の雰囲気がぐっと変わります。しかし、賃貸物件では退去時の「原状回復義務」があるため、壁に傷をつけないように注意が必要です。

まずは、賃貸でポスターを貼る前に知っておくべき基本知識を確認しましょう。

原状回復義務とは何か

原状回復義務とは、賃貸物件を退去する際に、借りた時の状態に戻す義務のことです。ただし、国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」によると、通常の生活で生じる損耗や経年劣化については、借主が費用を負担する必要はないとされています。

出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」

画鋲は使っても大丈夫なのか

多くの方が気になるのが「画鋲を使ってポスターを貼っても良いのか」という点です。国土交通省のガイドラインでは、壁にカレンダーやポスターを掲示するための画鋲やピンの穴は「通常の使用範囲」とされており、原状回復費用の負担対象外とされています。

ただし、以下のような場合は注意が必要です:

  • 数ミリ程度の小さな穴であれば問題ないが、大きな釘やネジの穴は対象外
  • 過度に多数の穴を開けた場合は、借主負担となる可能性がある
  • 賃貸契約書で画鋲の使用が禁止されている場合は、契約内容が優先される

出典:賃貸物件で画鋲はOK?原状回復義務に照らしてルールを解説

重要ポイント

入居時に必ず賃貸契約書を確認しましょう。物件によっては画鋲の使用が禁止されている場合もあります。契約書の内容が国のガイドラインよりも優先されますので、まずは契約内容をチェックすることが大切です。

壁を傷つけないポスターの貼り方5選

賃貸物件でも安心してポスターを飾れる、壁を傷つけない貼り方をご紹介します。それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、お部屋の状況やポスターのサイズに合わせて選びましょう。

方法1:マスキングテープを活用する

マスキングテープは、粘着力が弱く、剥がしやすいのが特徴です。壁紙に直接貼っても、剥がす際に壁紙を傷めにくいため、賃貸物件でも安心して使えます。

具体的な貼り方:

  1. ポスターの裏側の四隅にマスキングテープを貼る
  2. マスキングテープの上に両面テープを貼る
  3. 両面テープの上から再度マスキングテープ(粘着面を壁側)を貼る
  4. 壁に貼り付ける
メリット デメリット
壁紙を傷めにくい
剥がしやすい
安価で入手しやすい
粘着力が弱いため、大きなポスターには不向き
長期間貼ると剥がれることがある

出典:ポスターを傷つけずに貼る方法を解説!

方法2:貼ってはがせる両面テープを使う

市販されている「貼ってはがせる両面テープ」は、賃貸物件でのポスター掲示に最適です。特に3Mスコッチブランドの「はがせる両面テープ 壁紙掲示用」は、壁紙を傷めずに使用できると評価が高い商品です。

使用時のポイント:

  • 壁紙の材質を確認してから使用する
  • 弱粘着タイプを選ぶ
  • 剥がす際はゆっくりと丁寧に

出典:ポスターを傷つけずに画鋲なしで壁に貼る→3M「壁紙も掲示物も傷つけないテープ」(2024年5月10日)

方法3:粘着剤(ひっつき虫など)を利用する

ジェルや粘土のような粘着剤は、テープも画鋲も不要で、繰り返し使えるのが特徴です。「ひっつき虫」という商品が代表的で、適量をちぎって丸め、ポスターと壁の間に挟むだけで貼り付けられます。

メリット デメリット
繰り返し使える
壁に跡が残りにくい
位置調整が簡単
重いポスターには不向き
長期間使用すると粘着力が低下する
壁の材質によっては跡が残る場合がある

方法4:ポスターハンガーを使用する

ポスターハンガーは、ポスターの上下を挟んで吊り下げるタイプのアイテムです。壁には小さなフックを1つ取り付けるだけで済むため、壁へのダメージを最小限に抑えられます

おすすめのポイント:

  • ポスターの付け替えが簡単
  • おしゃれに飾れる
  • 壁への負担が少ない

出典:ポスターのおしゃれな飾り方アイデア&壁を傷つけない方法を解説(2025年7月31日)

方法5:剥がせる粘着フックを活用する

剥がせる粘着フックは、壁に跡を残さずに使えるフックです。フックにポスターを吊り下げたり、フック単体でポスターの四隅を固定したりすることができます。

プロからのアドバイス

ポスターのサイズや重さ、飾る期間によって最適な方法は異なります。A2サイズ以下の軽いポスターであればマスキングテープや粘着剤で十分ですが、大きくて重いポスターの場合は、ポスターハンガーや粘着フックの使用をおすすめします。

原状回復で損をしないための注意点

ポスターを貼る際には、退去時に原状回復費用を請求されないように、以下の注意点を守ることが重要です。

避けるべき貼り方

以下の貼り方は、原状回復費用の請求対象となる可能性が高いため、避けましょう。

NG行為 理由
釘やネジを使用する 大きな穴が残り、下地ボードの張替えが必要になる可能性がある
過度に画鋲を使用する 穴の数が多すぎると、通常使用の範囲を超えると判断される
強力な接着剤を使う 剥がす際に壁紙が破れたり、接着剤の跡が残る
ガムテープを直接貼る 剥がす際に壁紙が一緒に剥がれてしまう

出典:賃貸でも壁にポスターは貼れる!確認すべき2つのこと・おすすめの貼り方(2022年3月24日)

ポスター跡の日焼けについて

長期間同じ場所にポスターを貼っていると、ポスターで覆われていた部分とそれ以外の部分で、壁紙の色に差が生じる「日焼け跡」が残ることがあります

国土交通省のガイドラインでは、壁紙の日焼けは「通常使用の範囲」とされており、原状回復の対象外です。つまり、ポスターを貼っていた跡が残っても、修繕費用は基本的に借主が負担する必要はありません。

出典:賃貸物件の壁についた画鋲の跡やタバコの黄ばみは原状回復の対象に?

入居時・退去時のチェックポイント

トラブルを防ぐためには、入居時と退去時に以下の点を確認しましょう。

入居時:

  • 賃貸契約書の内容を確認する(画鋲使用の可否など)
  • 壁の状態を写真で記録しておく
  • 既に傷や汚れがある場合は、不動産会社に報告する

退去時:

  • ポスターを剥がした後、粘着剤の跡が残っていないか確認する
  • 画鋲の穴が目立つ場合は、市販の補修材で目立たなくする
  • 壁の状態を写真で記録しておく
プロの視点から

OGAココヤル不動産では、入居時に壁の状態を詳しくチェックし、記録を残すことをお勧めしています。また、退去時の立ち会いでは、どの程度の損耗が原状回復の対象となるのか、丁寧に説明させていただきます。不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。

壁の素材別:おすすめの貼り方

賃貸物件の壁は、素材によって適した貼り方が異なります。壁の素材を確認してから、最適な方法を選びましょう

ビニールクロス(一般的な壁紙)の場合

最も一般的な壁材であるビニールクロスには、以下の方法が適しています:

  • マスキングテープ+両面テープ
  • 貼ってはがせる両面テープ
  • 粘着剤(ひっつき虫)
  • 画鋲(数ミリ程度の小さな穴)

コンクリート壁・タイル壁の場合

コンクリートやタイルなどの硬い壁材の場合は、画鋲やピンが刺さりません。以下の方法を試しましょう:

  • マスキングテープを貼った上から両面テープ
  • 強力な粘着フック
  • ポスターハンガーを吊り下げる

出典:失敗しない!ポスターの壁付け方|種類別おすすめテープ(2024年6月25日)

和室の壁(土壁・砂壁)の場合

和室の壁は表面が脆く、傷つきやすいため、特に注意が必要です:

  • マスキングテープを使用する(粘着力の弱いもの)
  • ポスターハンガーを使用し、フックは鴨居や柱に取り付ける
  • 画鋲の使用は避ける(壁が崩れる可能性がある)
壁の種類 おすすめの方法 避けるべき方法
ビニールクロス マスキングテープ、両面テープ、画鋲 釘、ネジ、強力接着剤
コンクリート・タイル 粘着フック、ポスターハンガー 画鋲(刺さらない)
和室の壁 マスキングテープ、鴨居フック 画鋲、強力テープ

まとめ:賃貸でポスターを楽しむために

賃貸物件でも、適切な方法を選べば、壁を傷つけずにポスターを飾ることができます。以下のポイントを押さえて、お部屋を自分らしく飾りましょう。

重要ポイントのまとめ:

  1. 賃貸契約書を確認し、画鋲使用の可否をチェックする
  2. 国土交通省のガイドラインでは、画鋲の小さな穴は通常使用の範囲
  3. 壁を傷つけない方法として、マスキングテープ、貼ってはがせる両面テープ、粘着剤、ポスターハンガー、粘着フックがある
  4. 釘やネジ、強力接着剤の使用は避ける
  5. ポスターによる日焼け跡は、原状回復の対象外
  6. 壁の素材に合わせた貼り方を選ぶ
  7. 入居時と退去時に、壁の状態を写真で記録しておく

神戸エリアで賃貸物件をお探しの方、またはポスターの貼り方について不安がある方は、OGAココヤル不動産までお気軽にご相談ください。原状回復に関する疑問や、お部屋のインテリアについてのアドバイスも承っております

OGAココヤル不動産からのメッセージ

私たちOGAココヤル不動産は、神戸エリアの賃貸物件を専門に扱う不動産会社です。お客様が安心して快適な賃貸生活を送れるよう、入居前から退去後まで、丁寧にサポートいたします。これからお部屋探しを始められる方はお気軽にお問い合わせください。

※本記事の情報は2025年11月時点のものです。賃貸契約の内容や原状回復に関するルールは、物件や契約により異なる場合がありますので、必ず契約書をご確認ください。

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