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賃貸の床傷防止を入居直後にやらない人が退去時に後悔する理由

賃貸の床傷防止を入居直後にやらない人が退去時に後悔する理由
kokoyaru2025

神戸エリアの賃貸紹介を行う「OGAココヤル不動産」の担当者が、賃貸の床傷防止をすべき理由と、入居直後にやっておくべき対策をまとめました。「引越し後に落ち着いてからでいいか」と後回しにしていると、家具を動かした瞬間・椅子を引いた瞬間に取り返しのつかない傷が入ります。賃貸のフローリングの傷は退去時の原状回復費用に直結するため、入居直後の対策が最もコストパフォーマンスの高い選択です。

床傷防止を入居直後にやらない人が退去時に後悔する理由

理由①:フローリングの傷は「借主負担」になるケースが多い

国土交通省の原状回復ガイドラインでは、フローリングの傷について以下のように区別されています。

傷の種類 原状回復義務 費用負担
経年劣化・自然損耗による変色・すり傷 なし 大家さん負担
家具の移動・引きずりによる深い傷 あり 借主負担
重い家具の設置による凹み・へこみ あり 借主負担
椅子の繰り返し使用による傷 あり 借主負担

家具を動かした際の引きずり傷・椅子の出し引きによる傷は「通常の使用を超える損耗」とみなされ、借主が費用を負担するのが原則です。フローリングの傷は1箇所だけでも補修費用が数千円〜数万円になる場合があり、広範囲に及ぶと1㎡あたり数千円の張り替え費用が発生します。

理由②:一度ついた傷は取り返しがつかない

壁紙の汚れと異なり、フローリングの深い傷は市販の補修材で完全には直せません。退去後に業者が補修する場合、傷の深さ・範囲によっては部分補修ではなく一面単位での張り替えになるケースもあります。傷が広がってから対策するのではなく、入居直後の段階で防止することが唯一の正解です。

理由③:生活が始まると対策が後回しになる

荷物の搬入・設置が終わると、フロアマットや家具足カバーを後から取り付けるのは手間がかかります。ソファ・テーブル・冷蔵庫など重い家具を一度動かして足元に対策グッズを貼り直す作業は、生活が始まってからでは現実的ではありません。傷防止対策は家具を置く「前」に行うのが鉄則です。

賃貸の床材別・傷防止対策の選び方

床材によって適した傷防止グッズが異なります。まず入居時に自分の部屋の床材を確認しましょう。

フローリング(木質系)の場合

賃貸マンションで最も多い床材です。硬さがある反面、傷がつきやすく、一度傷が入ると目立ちます。

  • 家具足カバー・フェルトパッド:椅子・テーブルの脚に貼るだけで傷を防ぐ。100円ショップでも入手可能ですが、厚みのあるものほど効果が高い
  • フロアマット・ラグ:家具を置くエリア全体をカバーできる。ズレ防止機能付きがおすすめ
  • キャスター付き椅子には「フロアプロテクター」または「チェアマット」を使用する。キャスターは小さな接地面に荷重が集中するため傷がつきやすい

クッションフロア(CF)の場合

キッチン・洗面所・築古物件の居室に多い素材です。柔らかく傷はつきにくいですが、重い家具の設置で凹みが残りやすいという特徴があります。

  • 家具の脚下に「ハードタイプの家具用保護パッド」を敷く。柔らかいフェルトは沈み込んで効果が薄いため、硬い素材を選ぶ
  • 冷蔵庫・洗濯機の下には「防振マット」を必ず敷く。長期間の設置で凹みが残るため、振動防止と凹み防止を兼ねたマットが有効
  • 重い家具は「家具用スライダー」を使って移動させると、引きずり傷・凹みを防げる

畳の場合

和室がある物件では畳の傷・へこみも原状回復の対象になります。

  • 畳の上に家具を直接置かず、「畳用保護シート」や「い草ラグ」を敷く
  • 重い家具の脚には広面積のパッドを使い、荷重を分散させる
  • 畳は日焼けによる変色も自然損耗に含まれますが、家具設置による圧縮・傷は借主負担になるケースがあります

やってはいけないNG対策

傷防止のつもりが逆にトラブルを招くNG対策もあります。入居前に確認しておきましょう。

床傷防止でやってはいけないこと

  • 両面テープで固定するマットの使用:剥がす際に床材の表面が一緒に剥がれる可能性があります。マットは両面テープ不要の「吸着タイプ」または「ズレ防止加工済み」を選ぶ
  • ビニール系のマットを長期間敷きっぱなしにする:床材との化学反応で変色・癒着が起きることがあります。通気性のある素材か、定期的にめくって確認する習慣を
  • 重い家具の下に薄いシートだけを敷く:薄すぎるシートは荷重で沈み込み、効果がありません。厚みのある保護パッドを使いましょう
  • 市販の補修ペンやワックスを管理会社の許可なく使用する:床材との相性によっては変色・シミが広がりトラブルになる場合があります

入居直後にやっておくべき床傷防止チェックリスト

  1. 床材の種類を確認する(フローリング・クッションフロア・畳)
  2. 家具を搬入する前に、設置予定場所に保護パッド・マットを敷く
  3. 椅子・テーブルの脚すべてにフェルトパッドを貼る
  4. キャスター付き椅子のあるデスクエリアにチェアマットを敷く
  5. 冷蔵庫・洗濯機の下に防振マットを設置する
  6. 入居時の床の状態を写真で記録しておく(退去時のトラブル防止)

床に傷をつけてしまったときの対処法

万が一傷をつけてしまった場合は、自己判断で補修せず、まず管理会社に報告することをおすすめします。入居中に発覚した傷を正直に報告しておくことで、退去時に「いつついた傷かわからない」というトラブルを防ぎ、対応コストを最小限に抑えられることがあります。

ちなみに神戸エリアの賃貸物件でOGAココヤル不動産が見てきた退去トラブルの中でも、「傷がついたことに気づいていたが放置した」ケースは、退去時に発覚した場合よりも補修費用が高くなる傾向があります。早期発見・早期報告が最もリスクの低い対処法です。

まとめ:賃貸の床傷防止は入居直後が唯一のベストタイミング

賃貸の床傷防止は、家具を置いた後では遅く、入居直後・家具搬入前が唯一のベストタイミングです。近年でもフローリングの傷をめぐる退去時トラブルは多く、適切な対策一つで数万円の出費を防ぐことができます。床材の種類を確認し、家具足カバー・フロアマット・チェアマットを組み合わせることで、退去時の余分な費用負担をしっかり防ぎましょう。

神戸や関西エリアの不動産、賃貸契約ならぜひOGAココヤル不動産までご相談ください。私たちは大手ではありませんが、その分お客様の立場に立って親身にサポートすることが可能です。こだわりの物件を探したい、または何かしらの事情をお持ちの方でお部屋探しや不動産売買、管理にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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