賃貸の引越し・退去時の水道契約と解約のステップ解説
この記事では、神戸エリアの賃貸紹介を行う「OGAココヤル不動産」の担当者がプロの視点から、賃貸物件における水道契約・解約の手続きについて詳しく解説します。
引越しや退去の際に必要な水道の手続きは、タイミングを間違えると水が使えなくなったり、無駄な料金が発生したりする可能性があります。
そこで初めて賃貸物件にお住まいになる方でも安心して手続きができるよう、わかりやすくステップごとにご説明します。
賃貸物件における水道契約の基本知識
賃貸物件に入居する際、水道契約は電気やガスとは異なる特徴があります。まずは水道契約の基本的な仕組みを理解しておきましょう。
水道契約の特徴と管轄について
水道は地域の自治体が管理する公共サービスです。契約先は各市区町村の水道局となり、民間企業ではありません。そのため、電気やガスのように自由に会社を選ぶことはできません。
| ライフライン | 契約先 | 立ち会い | 手続き期限 |
|---|---|---|---|
| 電気 | 電力会社(選択可) | 不要 | 1週間前まで |
| ガス | ガス会社 | 開栓時必要 | 1週間前まで |
| 水道 | 自治体の水道局 | 原則不要 | 3〜4日前まで |
集合住宅の水道契約パターン
マンションやアパートなどの集合住宅では、水道契約に以下の2つのパターンがあります。
- 個別契約型:入居者が直接水道局と契約を行うタイプ(最も一般的)
- 一括契約型:管理会社や大家さんが建物全体で水道局と契約し、入居者は管理会社に支払うタイプ
一括契約型の場合は、水道局への個別手続きは不要です。入居前に管理会社や不動産会社に確認しておくことをおすすめします。
新居での水道契約(開栓)手続きの流れ
引越し先で快適に生活をスタートするために、水道の開栓手続きは計画的に進めましょう。手続きを忘れると、入居日に水が使えない事態になってしまいます。
水道契約の手続きタイミング
引越しの3〜4日前までに手続きを完了させるのが理想的です。引越しシーズン(3月〜4月、9月〜10月)は水道局も混み合うため、可能であれば1週間前までに手続きをしておくと安心です。
手続きを忘れてしまった場合でも、電話で連絡すれば最短で即日、または翌日以降に水道が使えるようになることが多いです。ただし、状況によっては数日かかる場合もあるため、余裕を持った手続きが重要です。
水道契約の具体的な手順
新居での水道開栓手続きは、以下のステップで進めます。
- 新住所を管轄する水道局を確認する
引越し先の市区町村の水道局を調べます。「〇〇市 水道局」で検索すると簡単に見つかります。 - 水道局に連絡する
電話、インターネット、または専用アプリから申し込みができます。近年はインターネット手続きが便利です。 - 必要な情報を準備する
手続きには以下の情報が必要です。
| 必要情報 | 詳細 |
|---|---|
| 新住所 | 建物名・部屋番号まで正確に |
| 契約者氏名 | 賃貸契約書と同じ名義 |
| 使用開始希望日 | 入居日・引越し日 |
| 連絡先電話番号 | 日中連絡がつく番号 |
| 旧住所 | 同じ水道局管轄内の場合 |
入居当日の水道開栓作業
水道の開栓は原則として立ち会い不要です。多くの場合、入居当日には既に水道が使える状態になっています。
- 玄関やポストに「水道使用開始申込書」がある場合は、必要事項を記入して投函します
- 見つからない場合は、水道局に電話で確認しましょう
- 水道メーターの場所を確認しておくと、トラブル時に役立ちます
旧居での水道解約(閉栓)手続きの流れ
退去時の水道解約手続きを忘れると、使用していなくても基本料金が発生し続ける可能性があります。確実に手続きを行いましょう。
水道解約の手続きタイミング
退去の1ヶ月前から1週間前までに手続きをするのが推奨されています。遅くとも3〜4日前までには完了させましょう。
水道解約の具体的な手順
- 現住所を管轄する水道局に連絡する
検針票や領収書に記載されている水道局の連絡先に電話、またはインターネットで申し込みます。 - 解約に必要な情報を伝える
以下の情報を準備しておくとスムーズです。
| 必要情報 | 確認方法 |
|---|---|
| お客様番号 | 検針票・領収書に記載 |
| 現住所 | 建物名・部屋番号まで |
| 契約者氏名 | 水道契約時の名義 |
| 使用停止希望日 | 退去日・引越し日 |
| 引越し先住所 | 最終請求書送付先 |
| 連絡先電話番号 | 日中連絡がつく番号 |
退去日当日の水道使用と料金精算
水道は停止日当日も使用できます。退去日の清掃などにも安心して水道を使うことができます。
- 退去日に水道局の職員がメーターを確認し、最終使用量を測定します
- 立ち会いは基本的に不要ですが、現地精算を希望する場合は事前に水道局に相談しましょう
- 最終料金は後日、指定した引越し先住所に請求書が送られてきます
- 退去時は水道の元栓を閉めて退去することが一般的です
同一市区町村内での引越しの場合
同じ市区町村内で引越しをする場合は、一度の連絡で旧居の停止と新居の開始手続きを同時に行えるため、手続きが簡単です。
同一水道局管轄内の手続きメリット
- 一度の電話またはインターネット申し込みで両方の手続きが完了
- お客様番号が引き継がれるため、情報入力が簡単
- 料金の精算がスムーズに行われる
- 手続きの漏れを防ぐことができる
水道契約でよくある質問とトラブル対処法
手続きを忘れてしまった場合
入居後に水道が使えないことに気づいた場合でも、慌てる必要はありません。すぐに水道局に電話で連絡すれば、最短で即日対応してもらえることが多いです。インターネット手続きよりも、緊急の場合は電話連絡が確実です。
水道料金の支払い方法
水道料金の支払い方法は、地域によって異なりますが、一般的に以下の方法があります。
- 口座振替(自動引き落とし)
- クレジットカード払い
- コンビニエンスストア払い
- スマートフォンアプリ決済
- 水道局窓口での直接支払い
引越し繁忙期の注意点
3月〜4月、9月〜10月の引越しシーズンは、水道局への問い合わせが集中します。
電話がつながりにくい時期は、インターネットや専用アプリからの手続きがおすすめです。多くの自治体では24時間いつでも手続きができるオンラインサービスを提供しています。また、2024年度から順次拡大されている「引越れんらく帳」などのワンストップサービスを利用すると、複数のライフラインをまとめて手続きできて便利です。
水道契約手続きのチェックリスト
引越し時の水道手続きで漏れがないよう、以下のチェックリストをご活用ください。
入居時(新居)のチェックリスト
- □ 新住所を管轄する水道局を確認した
- □ 引越しの3〜4日前までに開栓手続きを申し込んだ
- □ 必要な情報(住所、氏名、使用開始日など)を準備した
- □ 集合住宅の場合、一括契約か個別契約かを確認した
- □ 入居日に水道が使えることを確認した
- □ 水道使用開始申込書をポストに投函した(ある場合)
退去時(旧居)のチェックリスト
- □ 退去の1週間前までに閉栓手続きを申し込んだ
- □ お客様番号を検針票や領収書で確認した
- □ 引越し先住所を正確に伝えた(最終請求書送付先)
- □ 料金精算方法を確認した
- □ 退去日に水道の元栓を閉めた
- □ 最終請求書が届いたら速やかに支払った
まとめ:水道契約は計画的に手続きしましょう
賃貸物件での水道契約・解約手続きは、タイミングと必要な情報を押さえておけば決して難しいものではありません。引越しの1週間前を目安に、新居の開栓と旧居の閉栓の両方を計画的に進めることが大切です。
特に重要なポイントをまとめると以下の通りです。
- 新居の水道開栓手続きは引越しの3〜4日前までに完了させる
- 旧居の水道閉栓手続きは退去の1週間前から可能、遅くとも3〜4日前までに
- 水道の立ち会いは原則不要で、手続きも電話やインターネットで簡単にできる
- 同一市区町村内の引越しなら、一度の連絡で両方の手続きが完了する
- 手続きを忘れても、電話連絡で迅速に対応してもらえる
初めての引越しで不安な方も、このガイドを参考にしていただければ、スムーズに水道の手続きを完了できるはずです。神戸エリアで賃貸物件をお探しの際は、OGAココヤル不動産がライフラインの手続きについてもしっかりサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
本記事は、各自治体の水道局公式情報および2024年〜2025年の最新の引越し手続きガイドを参考に作成しています。具体的な手続き方法や料金については、お住まいの地域の水道局に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

